どうも、萩今(はぎいま)と申します。
この素晴らしい世界に祝福を!(このすば)が大好きで原作も全巻履修しています。
タイトルに原作ファン書きましたが、原作ファンというよりもはや原作厨です。
そんな原作厨の私が映画「この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」のレビューをします!
結構辛口です。
あ、ネタバレなしです。まだ観てない人も安心してどうぞ~。
「紅伝説を観た=原作5巻を履修した」とは言えない
当記事を見た人に一番伝えたいことは
「紅伝説を観た=原作5巻を履修した」と思うな。ってことです。
確かに、映画紅伝説は原作5巻を元に作られています。
しかし、原作5巻の魅力を全く拾いきれていません。
原作5巻に挿絵まで入っているようなシーンでもバッサリカットされています。そんなシーンが一個や二個だけじゃないです。
紅伝説を観たから原作5巻まで飛ばして6巻から読み始めると初っぱなからついて行けないと思います。
正直、「紅伝説は第5巻が原作です」って言ってほしくないです。
オリジナル要素に力を入れずぎて、原作再現する尺がなさすぎ
ぶっちゃけコレ。
オリジナル要素で尺を取りすぎて、カットされたシーンが多すぎる。
そもそもオリジナル要素がなかったとしても、映画の尺は今までのTVアニメより短いんです。
今までのTVアニメ1期2期は10話で原作2巻分の話を盛り込んでいました。
アニメ1話は25分ぐらいなので、10話で250分。250分で原作2巻分なので……
原作1巻分を125分に盛り込んでいたことになります。
それに対して映画は原作1巻分を90分に盛り込もうとしています。
そんな貴重な90分なのにオリジナルの敵まで用意してしまったので、原作を盛り込む尺がなくなってました。
完全に尺不足です。
多分、オリジナル展開を希望したのはKADOKAWA側じゃないかなと思いますが……
KADOKAWAさん、本当にオリジナル展開必要だったの?
原作未読だと最後何が起こったのか伝わらない
原作未読だけど紅伝説は観たって人に聞きたい。
「最後、何が起こったかわかった?」と。
セリフじゃなくて情景で感じ取ってって言いたいのかもしれないけど、わかりにくいんですよ。
最後は超重要シーンだから、ちゃんと観た人全員に伝わるようにして欲しかった。
最後のシーン観て意味わかんなかった人、全員原作5巻買って下さい。
批判ばかりしたけど、面白いシーンもあった。観る価値はゼロじゃない
ここまで批判しかしてなかったけど、流石はこのすば。笑えるシーンは笑わせてもらいました。
元がライトノベルだから余計に映像がつくことで増す面白さがあります。
だから笑える映画なのは間違いないです。
ただ、原作知ってるとちょっとモヤるだけ。
当時映画館で一番「来てよかった」と思わせてくれたのは○○
当時、紅伝説を映画館で観て、一番「来てよかった」と思わせてくれたのは
来場者特典でした。
来場者特典で原作者書き下ろしの小説がもらえるんですよね。
映画のどのシーンより面白かったのは原作者書き下ろし小説でした。
もう正直にハッキリいいますね。
総合評価として映画、紅伝説はイマイチでした。
紅伝説を観るならBlu-ray通常版は買うな。限定版を買え
映画、紅伝説の内容。
めっちゃ辛口にレビューしちゃいましたが、このすばが好きなら面白いって思えるシーンは必ずあります。
ですので観る価値はあると言えるでしょう。
問題はどこで買うかですが……
私はBlu-rayの限定版をおすすめします。
通常版じゃダメなんです。限定版のBlu-rayです。
なぜなら限定版には特典小説がつくからです。
私が映画より面白いと絶賛したあの特典小説です!
今はアニメ「爆焔を!」も放送されて在庫なくなっていくことが予想されます。
気になっている方は在庫が切れる前にチェックしてみて下さい。
それでは、今回はこの辺で。
またね。
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